今週、日曜日のテーマは「名所、旧跡」です!
紹介する名所はなんといっても嬉野温泉のシンボル。
今、再建工事中の公衆浴場の古湯です。
元々、嬉野は嬉野川のあちこちから温泉が湧き出ていました。
石器時代から湧き出ていたという資料もあります。
江戸時代、古湯の公衆浴場は竹の生垣で囲まれたわら葺き屋根の簡単な造りで、見張所や休憩所をそなえており、温泉の湯元は非常に熱くて、誰一人、指一本も中へ入れることができなかったそうです。
明治2年には蓮池藩の所有から版籍奉還により宿場町の有力者の管理と変わり町民が利用する温泉場となりました。
その後、明治12年には有志の共同出資により近代的な建物に変わり
大正11年の大火後は現在見られる大正ロマン風の建築へと変化。
来年の4月、復活する姿も大正時代のものを再現しております。
色々な時代を経て、また復活する古湯浴場。
七転び八起きしても“残るものは残ります”
皆様もぜひ完成した折にはお立ち寄り下さいませ。
きょうのうた old man/Neil Young